名古屋~東京間を移動するなら、新幹線や車といった移動手段を選ぶ方が多いはず。
しかしながら、新幹線は料金が高く、車は長時間運転しなければならないというデメリットがありますよね。
高速バスは新幹線よりも料金が安く、しかも座っているだけで名古屋~東京間を移動することができます!
今回のバスのるコラムでは、名古屋~東京間の高速バス料金や所要時間について詳しくご紹介するとともに、新幹線や車といったその他の移動手段との比較も行いたいと思います。
名古屋~東京間の移動手段を決めかねている方は、ぜひご覧ください。
公開日:2021年6月9日
名古屋~東京の高速バスの料金相場
名古屋~東京の高速バス料金は、いくらくらいが相場になっているのでしょうか。バスのる編集部で調査をしてみました!
相場を調査するための前提として、高速バスの料金設定にはダイナミックプライシングが取り入れられている点や、シートタイプ(3列や4列など)、出発の時間帯(夜行や昼行など)を考慮する必要があります。
そこで、このような条件で調べてみることにしました。
こうした条件のもと、名古屋~東京間の高速バスの相場を調査しました!
まずは、4列シートバスの調査結果から。
4列シート | 最安値 | 最高値 |
---|---|---|
平日:昼行便 | 2,000円 | 5,340円 |
平日:夜行便 | 2,000円 | 4,500円 |
休日:昼行便 | 2,000円 | 5,500円 |
休日:夜行便 | 2,000円 | 5,700円 |
4列シートの最安値はなんと2,000円!
最高値となっていたのはトイレ付きや足元がゆったりしているタイプのバスでした。
スタンダードな4列シートバスで良いのなら、2,000円前後が相場。
こんなに安く、しかも楽に名古屋~東京間を移動できるのは嬉しいですね。
次に、3列シートバスの調査結果です。
3列シート | 最安値 | 最高値 |
---|---|---|
平日:昼行便 | 2,500円 | 9,000円 |
平日:夜行便 | 3,500円 | 7,600円 |
休日:昼行便 | 3,800円 | 5,960円 |
休日:夜行便 | 3,500円 | 7,500円 |
3列シートの最安値は2,500円でしたが、相場となっていたのは3,500円前後という結果に。
4列シートの料金から1,500円程度は高くなるようですね。
最高値の9,000円は、高級高速バスの料金でした。
名古屋~東京の高速バスをバスのる.jpで予約する
高速バス・夜行バスのブルーライナーでは、2020年3月2日より東京⇔名古屋間の運行を開始!
- キャリアフリーWi-Fiを搭載!どなた様でも車内でWi-Fiをご利用いただけます。
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などのサービス面を充実させることでお客様にご満足いただけるよう取り組んでおります。
なお、ブルーライナーでもダイナミックプライシングを採用しておりますので、料金の詳細につきましては下のボタンよりご確認ください。
名古屋~東京の高速バスの移動時間
次に、名古屋~東京間を高速バスで移動する際の所要時間についてご紹介いたします。
所要時間(乗車時間)については、乗車地・下車地(途中で止まるバス停)の数や、高速バスが出発する時間帯(夜行バス・昼行バスなど)によって異なります。
基本的には昼行便より夜行便のほうが所要時間が長くなる傾向がありますが、この限りではありません。
バスのる編集部で所要時間についても調査してみたところ、下のような結果となりました。
時間帯 | 最短 | 最長 |
---|---|---|
昼行便 | 5時間1分 | 6時間40分 |
夜行便 | 5時間3分 | 7時間45分 |
所要時間が約5時間の便は乗車地と下車地を合わせても2~3か所と少なく、7時間以上移動にかかる便は複数の乗車地・下車地を経由していることが分かりました。
なお、平均は6時間程度のようです。
人気路線である名古屋~東京間にはさまざまな高速バスが運行していますので、「車中泊をするから、7時間は寝たい!」という方は乗車時間の長いバスを、「その日のうちに到着して早く活動したい!」という方は乗車時間の短いバスを選ぶなど、好みや場面に合わせて選べるのは嬉しいポイントです。
新幹線や車など他の移動手段との比較
名古屋~東京間の高速バスについてご紹介してまいりましたが、新幹線や車と比較するとどうなのでしょうか。
次に、名古屋~東京間を高速バス・新幹線・車で移動する場合の料金・所要時間・遊びやすさ(時間の有効活用)などで比較していきたいと思います。
高速バス・新幹線・車を料金で比較
まずは、名古屋~東京間の料金を比較します。
移動手段 | 料金の目安 |
---|---|
新幹線 のぞみ | 自由席:10,560円 指定席:11,100円 グリーン:14,960円 |
新幹線 ひかり・こだま | 自由席:10,560円 指定席:10,890円 グリーン:14,750円 |
普通自動車 | 有料道路:8,630円~ 別途、ガソリン代 |
軽自動車 | 有料道路:7,020円~ 別途、ガソリン代 |
高速バス | 約2,000円~ |
料金は圧倒的に高速バスがお得という結果になりました。
最も高いのは新幹線で、のぞみのグリーン車を利用すると片道で14,960円。
車は有料道路が普通車と軽自動車で多少の差があり、有料道路代にプラスしてガソリン代がかかりますので、新幹線とほぼ同じがそれ以上となりますが、車はかかった料金を乗っている人数で割ることができますので、一人あたりの料金は人数によって異なります。
それでも4~5名で料金を割るなら高速バスのほうがお得になるようです。
高速バス・新幹線・車を所要時間で比較
次に、名古屋~東京間の移動にかかる所要時間を比較します。
移動手段 | 所要時間の目安 |
---|---|
新幹線のぞみ | 約1時間40分 |
新幹線ひかり | 約2時間 |
新幹線こだま | 約2時間40分 |
車 | 約4時間 |
高速バス | 約6時間 |
当然ではありますが、一番料金の高かった新幹線のぞみが圧倒的に早くアクセスできます。
また、新幹線は10~15分に1本と便が多いので、気軽に利用できる点も良いですね。
その反面、一番料金の安かった高速バスは時間がかかっています。
高速バスは1~1時間半に1回、安全運行のため乗務員を休ませなければならないので、その分時間がかかってしまうのです。
高速バス・新幹線・車を遊びやすさで比較
最後に、目的地までの道中や着いてからの遊びやすさで比較をします。
遊びやすさは車が一番ではないでしょうか。
車が一番な理由は、
- 無駄な経由地なしで目的地まで直行できる
- 好きな場所に寄り道することもできる
- 休憩を好きなタイミングで取ることができる
などです。
高速バスや新幹線は決められたルート上でしか移動できませんので、自由にルートを決められる車が最も遊びやすく、時間を有効活用できるでしょう。
しかしながら、長時間の運転は身体に負担がかかります。
1~1時間半に1回、トータルで2~3回程度の休憩を取るようにしてくださいね。
高速バス・新幹線・車を比較した結果
名古屋~東京間の移動手段を比較した結果を、おすすめのタイプに分けてみました。
あなたはどのタイプだったでしょうか?
新幹線のメリットは移動の時間を短縮することができることで、デメリットは料金が高いこと。
車のメリットは自由なルートで目的地に向かえることで、デメリットは長時間の運転がしんどいこと。
高速バスのメリットは安く楽に移動できることで、寝ていれば翌朝に到着する夜行バスとは違って昼行バス(朝~夕に出発して夕~夜に到着するバス)は移動に時間がかかることがデメリットとなります。
どんな理由で名古屋~東京を移動するのかを考えて、そのときの利用シーンに合わせて移動手段を選ぶと旅の満足度が上がりそうですね。
シートタイプの選び方
高速バスを予約するとき、「4列シートと3列シート、どっちにしよう?」と悩んだことはありませんか?
ここからは、名古屋~東京の高速バスは4列スタンダードシートと3列独立シートのどちらを予約するのがオススメなのかをご紹介していきます!
このコラムを読んでくださっているあなたが高速バス選びをしている最中で、シートタイプを決めかねているのなら、これからご紹介する内容が役に立つかもしれません。ぜひ参考にしてくださいね。
まず最初に押さえておきたいのは、4列スタンダードシートと3列独立シートの違いです。
比較内容 | 4列シート | 3列シート |
---|---|---|
座席配置 | 2列×2列 | 1列×1列×1列 |
シート幅 | 約42~45cm | 約45~55cm |
シートピッチ | 約70~90cm | 約90~130cm |
リクライニング | 120度前後 | 130~145度前後 |
4列シートと3列シートの違いを表にまとめると、このような結果になりました。
3列シートは1席ずつ独立しているため、4列シートに比べてプライベートな空間を確保できることがポイントとなります。
また、3列シートは4列シートより座席の設置数が少ない場合が多いため、
- 足元に余裕がある
- リクライニングをより深く倒せる
- シート幅が広い
という特長があります。
車内設備を重視するなら3列シート一択!という結論に至ってしまうのですが、ここで考えてほしいのがバス料金の差。
名古屋~東京の高速バスの料金相場でもご紹介させていただいたとおり、4列シートの相場が2,000円前後なのに対し、3列シートの相場は3,500円前後。実に1,500円もの差があります。
極端な話をすれば、4列シートの往復乗車代金=3列シートの片道乗車代金となり得る可能性があるということなので、名古屋~東京を安く移動したい!という方は、4列シートを選ぶと満足度が上がりそうです。
さらに、4列シートの往復乗車代金=3列シートの片道乗車代金となるのであれば、4列シートの隣あう2席の片道乗車代金=3列シートの片道乗車代金とも言えます。
3列シート1席分の料金で、4列シートの2席を1人(ダブルシート)で利用するという考え方もできるということですね。
ダブルシートにすれば、広々としたスペースを確保することができるのではないでしょうか。
シートタイプ選びでもう一つ考えてほしいポイントがあり、それが乗車時間。
名古屋~東京の高速バスの移動時間でご紹介させていただいたとおり、昼行便・夜行便ともに最短の乗車時間は5時間ちょっと。最長の乗車時間が昼行便は6時間40分で、夜行便は7時間45分。平均は6時間程度でした。
乗車時間が5時間ちょっとで、眠ることが重視されない昼行バスを利用するなら「リクライニングが深く倒せるかどうか」などはあまり気にならず、乗車時間の長い夜行バスに乗車するなら3列シート(または4列ダブルシート)を選ぶと満足度が上がりそうです。
「それでもやっぱり決められない…!」という方のために、おすすめシートタイプ診断を作成いたしましたので、診断してみてくださいね。
名古屋~東京の高級高速バス
高速バス選びは料金の安さが決め手になりがちですが、最近では安さより設備の充実度を重視するユーザーが増加傾向にあり、そういったユーザーにとって嬉しいのが高級高速バス。
高級高速バスは、4列スタンダードシートより3~4倍料金が高くなる傾向があります。
しかしながら、
- 座席数が極端に少ないため、足元がとてもゆったり!足を思いっきり伸ばせる
- 座席を倒すとほぼフラット!横になって眠ることができる
- 調光設備を設置!眠りやすい明るさに調節が可能
- 騒音軽減!従来の高速バスより音が発生しにくい
という具合に、設備の満足度はお墨付き。
とにかく身体を労りたいという方は、高級高速バスの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
名古屋~東京間の高速バスの解説や、新幹線や車といった他の移動手段との比較をご紹介いたしましたが、いかがでしたか。
高速バスにとって、名古屋~東京間は人気路線。さまざまな高速バスがこの区間を走っています。
時間帯やシートタイプ、サービス内容などは会社ごとに異なるので、見比べて選んでみるのも楽しいかもしれませんね。
聞こえますか…今…あなたの心の中に語りかけています…もし名古屋~東京間の…夜行バスを予約するなら…ブルーライナーも検討してみてください…検討してくださる方は…バスのる.jpをご覧ください…