千葉県は主に6つのエリア(東葛飾エリア/ベイエリア/かずさ・臨海エリア/北総エリア/九十九里エリア/南房総エリア)に分けられ、エリアごとに大きく異なる特徴があります。
作成:バスのる編集部
千葉県かずさ・臨海エリアの基本情報
千葉県の市原市・袖ケ浦市・君津市・木更津市・富津市からなる「かずさ・臨海エリア」は、内陸部には県内一とも言われる紅葉の名所「養老渓谷」などの豊かな自然があるにもかかわらず、臨海部には広大な工場地帯が広がっていて、ひとつのエリア内でコントラストの高い情景を楽しめることが特徴です。
南北に約40km続く海岸線があり、首都圏から爽快なドライブを満喫しに来る観光客が絶えず訪れています。
横から見ると千葉県の形をしていることで有名なマスコットキャラクター「チーバくん」で例えると、胸~お腹あたりの場所(マップ赤色)に位置しています。
木更津は「潮干狩りのメッカ」として有名
千葉県内には8つもの潮干狩り場がありますが、その内6つが木更津市内にあり、「潮干狩りのメッカ」と呼ばれています。
毎年オープン日は異なりますが、早ければ3月下旬から楽しむことができ、GWになると都心からたくさんの人が肉厚で味がしっかりした美味しいアサリを獲りに訪れています。
また、近くには三井アウトレットパーク木更津などの巨大なショッピングスポットもありますので、潮干狩りの後にお買い物も満喫でき、日帰りでも充分に楽しむことができます。
木更津海岸潮干狩場
千葉県木更津市中の島(中の島公園)
江川海岸潮干狩場
千葉県木更津市久津間
牛込海岸潮干狩場
千葉県木更津市牛込
久津間海岸潮干狩場
千葉県木更津市久津間2265-3
金田みたて海岸潮干狩場
千葉県木更津市中島4416
金田海岸潮干狩場
千葉県木更津市北浜町1
GWはたくさんの人で賑わう潮干狩り
駅前(西口)にいる逆さ狸「きぬ太くん」
町のあちらこちらにたぬきがいる街、木更津
JR木更津駅西口から歩いて約10分程の場所にある證誠寺(しょうじょうじ)が童謡「証城寺の狸ばやし」の舞台ということもあり、マンホールや狸像など町のいたるところでたぬきの姿が見られることも特徴。
狸ばやしの伝説は、群馬県館林市茂林寺の分福茶釜、愛媛県松山市の八百八狸物語と並ぶ「日本三大狸伝説」の一つとして語りつがれています。
木更津に訪れた際は、愛くるしいたぬきたちの姿を探してみるのも楽しいかもしれません。
千葉県木更津市内の各所
木更津駅西口で下車
君津で桜を楽しむならここ!久留里城
君津市を観光する際にぜひとも訪れたい場所と言えば、桜が楽しめるスポットとしても有名な久留里城(くるりじょう)。
久留里城は、「築城後、三日に一度の割合で雨が降った」と言い伝えれらていることもあり、別名「雨城」と呼ばれています。
本丸が海抜145mのところにある山城なので、天守閣を目指して坂道を歩きながら豊かな自然を感じられます。
道中には久留里城址資料館もあり、上総地方の名城として知られる久留里城の歴史を知ることもできます。
3月下旬~4月上旬の桜が美しく咲き乱れる季節に訪れてみてはいかがでしょうか。
千葉県君津市久留里字内山
昭和53年に再建された久留里城
光が差し込みハート型に輝く亀岩の洞窟
写真提供:千葉県君津市
幻想的な光景が見られる清水渓流広場
千葉県君津市にある清水渓流広場は、自然が織りなす幻想的な光景が見られることで一時期SNSでも話題となった人気スポット。
特に3月・9月(彼岸の頃)の早朝(6:30~7:30)、清水渓流広場の中にある亀岩の洞窟にハート型の光が姿を現す確率が高まると、ここでしか見られない幻想的な光景を一目見ようと世代を問わずたくさんの人が訪れます。
その他にも、5月下旬~8月下旬頃にはホタル、6月中旬~7月上旬には紫陽花、11月下旬~12月上旬には紅葉など、季節の移ろいとともに変わる景色を楽しむことができます。
千葉県君津市笹1954
亀山湖(亀山ダム)周辺で自然に癒される
亀山ダムは10年もの歳月をかけ昭和56年に完成した千葉県で最初かつ最大の多目的ダムで、亀山湖は亀山ダムのダム湖(人工湖)です。
亀山湖の周辺では釣りやボート遊びを楽しむことができ、キャンプ場や湖畔公園も整備されていますので、都会の喧騒を忘れて癒されたい方にはうってつけのスポットとなっています。
湖畔にある亀山温泉には、湖畔宿やホテルが数軒ありますので、泊まりがけでのんびりと過ごすこともできますよ。
千葉県君津市川俣旧川俣
木更津駅西口で下車
紅葉狩りがオススメの亀山湖