ツアーレポートをリニューアルいたしました!

新田原基地エアフェスタ2025見学ツアー

開催日:2025年12月7日
天気:晴れ
来場者数:8万2千人(前日の招待者イベント含む)

最新鋭F-35Bの垂直着陸を目撃!『新田原基地エアフェスタ2025』 

皆さん、いつもツアーレポートをご覧いただきありがとうございます。
今回は宮崎県新富町・新田原基地で開催された「新田原基地エアフェスタ2025」の添乗員レポートです。

百里と被りましたが…私は宮崎へ!

今年のエアフェスタは、なんと百里基地航空祭と同日開催。
百里のほうは東京の添乗員さんにお任せして、私は新田原基地を担当してきました。

先週の築城基地航空祭に続き、今回も天気は良さそうという予報。
「2週連続で晴れの航空祭なんて、ちょっとできすぎでは?」と思いつつも、期待に胸を膨らませて宮崎へ向かいました。

今年の目玉は「F-35B」!

今年の新田原の主役は、なんといっても「F-35B」の飛行展示です。

このF-35Bは、2024年11月から新田原で本格的な飛行訓練を開始したばかり。
海上自衛隊の「いずも」型護衛艦での運用も想定されていて、いわゆる“いずも空母化計画”の一環として導入されている機体です。

日本国内でF-35B(Bタイプ)を間近で見られるのは、山口県の岩国基地と、ここ新田原基地のみ。
「これは外せない!」ということで、お客様の期待値もいつも以上に高かった印象です。

宮崎港に到着~基地へ移動

予定通り、フェリーは宮崎港に入港。
バスに乗り換えて、そのまま新田原基地へ向かいます。

無事に基地に到着したものの、オープニングフライトには間に合わず…、会場では救難展示が始まっていました。

観光バス駐車場から手荷物検査場までは、歩いて10分弱。
少し距離があるので、大編隊飛行までは駐車場エリアに設置されている仮設トイレ付近で待機しつつ見学しました。

F-15が10機そろった大編隊は、今年も相変わらず迫力満点。
頭上を一気に通過していく姿に、「これぞ新田原!」という気分が高まります。

会場入り~人、人、人…

大編隊飛行を堪能したあとは、手荷物検査場へ。
ここはスムーズに通過できたのですが、会場に足を踏み入れた瞬間にびっくり。

エプロン地区にはすでにびっしりと人・人・人。
ブルーインパルスが来ている時とほとんど変わらないくらいの混雑ぶりです。
やはりF-35B効果は絶大でした。

とはいえ、F-35Bの展示飛行まで少し時間があったので、その間に会場内をできるだけ歩いて、地上展示機を見て回ることにしました。

花自動車で、まさかのF-35B観覧

会場奥の小型機展示エリアのほうへ向かうと、展示機の間近をゆっくり走ってくれる「花自動車」を発見。

航空祭によって呼び名はいろいろ変わりますが、基本的には“子供用乗りもの”扱いで、大人だけでは乗れないことが多いのですが、今回は「大人だけでもOK」とのこと。

これはチャンス!ということで、並んで乗車してみました。

ちょうどそのタイミングで、F-35Bの飛行展示がスタート。
メイン会場からは少し離れたエリアだったので、人混みも少なく、花自動車に乗りながら、比較的ゆったりと飛行を見ることができました。

垂直着陸を求めてダッシュ!

F-35Bの機動を眺めていると、場内アナウンスから「まもなくF-35Bが垂直着陸を行います」との案内が。

ところが、今いるエリアの近くでは建物の工事が行われていて、このままでは肝心の垂直着陸がほとんど見えないことが判明……。

これはマズい、ということで急いでメイン会場側へ移動。
小走り気味に移動した結果、なんとかギリギリ間に合い、F-35Bがゆっくりと降りてくる“お手本のような垂直着陸”の瞬間を、しっかり映像に収めることができました。

昼休み~名物(?)チキンカレーと、ちょっとさみしいお知らせ

F-35Bの展示飛行が終わると、次の飛行展示まではおよそ1時間半のインターバル。
この時間を使って、売店エリアや飲食ブースをのんびり散策です。

お昼ご飯は、会場で販売されていた「チキンカレー」をチョイス。
ひと口食べてみると、ココナッツミルクがしっかり効いていて、ちょっとグリーンカレーっぽい風味。クセになる味で美味しくいただきました。

昨年は「爆音茶」を買いに、基地の近くにあるお茶屋さんの「夢茶房」さんへ行ったのですが、
今回はバスドライバーさんから「実は閉店されたみたいですよ」と事前に聞いていて、ちょっとさみしい気持ちに…。
その代わり、といってはなんですが、正門付近に置かれている各種航空機をのんびり見学しつつ、
休憩したりしながら、午後の展示までの時間を過ごしました。

午後の部:F-2&F-15の迫力飛行

午後からは、築城基地所属のF-2の飛行展示、続いてF-15によるデモスクランブル、訓練飛行、機動飛行と続きます。

青い機体のF-2がスッと空を切り裂くように飛び、F-15は重厚なエンジン音とともに力強いスクランブルデモを披露。
朝から夕方まで、終始「戦闘機を見に来たぞ!」という満足感のある内容でした。

さいごに

一日を通して完全な晴天に恵まれ、F-35Bの垂直着陸をはじめ、F-15の大編隊や機動飛行など、
見どころたっぷりのエアフェスタになりました。

来年も新田原基地エアフェスタへのツアーを企画する予定ですので、「まだ新田原に行ったことがない」という方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
F-35Bをはじめ、ここでしか味わえない“新田原らしさ”を一緒に体感しましょう。

ご参加いただいた皆さま、そして今回も素晴らしい航空祭を見せてくださった新田原基地の皆さま、本当にありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました