U-125
紅白塗装の飛行点検機
U-125Aと同様に、機体原型はビジネスジェット機DH.125です。U-125Aは救難機として活躍していますが、U-125は飛行点検機(航法施設検査機)です。
本機には自動飛行点検装置を搭載しており、航空航法設備などの動作点検を行うことを目的としています。飛行点検隊の他機と同様に白と赤を基調とした塗装がされています。それまでのMU-2Jに代わって、1990年度より3機が調達され、MU-2より高空域における飛行点検が可能となっています。U-125はすべて入間基地の飛行点検隊に所属し、同じく飛行点検隊に所属するYS-11FCと共に全国の飛行場を飛び周り、飛行機を誘導する各種装置が正確に作動しているかを点検しています。そのため、航空祭で見られればかなりラッキーかもしれません。
全長 | 15.60m |
全幅 | 15.66m |
全高 | 5.36m |
最高速度 | マッハ約0.8 |
航続距離 | 約3,900km |