C-2 ブルーホエールC-2 ブルーホエール

C-2 ブルーホエール

満を持して登場した新型輸送機

C-2はC-1の後継機として、防衛省技術研究本部と川崎重工業がC-Xの計画名で開発・製造した輸送機です。配属先の美保基地ではブルーホエール(シロナガスクジラ)の愛称が付与されました。
C-1と比較して機体の大きさは約1.5倍大きくなり、搭載重量は最大8tから30tに拡大されています。C-1では搭載不可能だった多用途ヘリコプター「UH-60」や「機動戦闘車」、「輸送防護車」などの大型装備も空輸できます。航続距離も延びており、C-1は国内中心の運用だったのに対し、C-2は東は米ハワイ、西はインドまで途中給油なしで到達することができるようになりました。
そして、パイロットの負担を減らすため、機内の設備も新しくなりました。コックピットはアナログ中心だったC-1からシステム化を進め、パイロットの前面に設置された「ヘッド・アップ・ディスプレイ」には高度や速度などの情報が表示され、計器に目を落とす必要がなくなるなど、長距離飛行に備えた負担軽減が図られています。貨物室には「ロードマスター・ステーション」を設け、貨物の総重量や室内温度などの管理を自動化しています。
また「トイレ事情」も改善されました。C-1はカーテンや簡易パネルで間仕切りした簡易トイレが1つ設置されているだけでしたが、C-2にはトイレが2つあり、民間航空機と同じ水洗式で、個室スペースもしっかりと確保されています。

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全長 43.9m
全幅 44.4m
全高 14.2m
最高速度 マッハ約0.82
航続距離 約7,600km(20t搭載時)