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U-125A
救難機

遭難者の捜索・延命を担当
機体の原型はビジネスジェット機DH.125です。U-125Aは救難捜索機として運用されています。機体は有事の任務を想定して水色のカラーリングになっており、これは敵機に撃墜された友軍パイロットなどを捜索する際、空や海と同化し発見されにくくするためです。
機体は日本独自の救難思想に基づいて、国内で救難具設置などの内装工事、救助器材投下のため左降着装置収納庫内に保命用救助物資の投下装置、左側後部胴体に救難用火工品の投下口を設けています。他にも機体側面に大型捜索窓、胴体下面に捜索用レーダーアンテナ、機首下部に収納式の赤外線暗視装置を搭載しています。
救難活動時は、多用途ヘリのUH-60Jとタッグを組み、まずU-125Aが救難現場に急行し、状況を確認し、遭難者を発見後は保命装置などの物資と共にマーカーを投下します。海面を目立つように着色させ、そこにUH-60Jが向かい、救難員が降下して遭難者を救助する流れになっています。

- 全長
- 15.60m
- 全幅
- 16.60m
- 全高
- 5.36m
- 最高速度
- マッハ約0.78
- 航続距離
- 約4,000km
参照:JASDF