制空任務を支える早期警戒機
E-767は、ボーイング社が旅客機B-767をベースに開発した、警戒管制システムを搭載する新型の早期警戒管制機です。
速度性能に優れ、航続時間が長いので、遠隔地まで飛行して長時間の警戒が可能です。さらに高高度での警戒もできるので見通し距離が長いなど、優れた飛行性能と警戒監視能力を持っています。愛称はありませんが、アメリカ軍人からは「J-WACS(ジェイワックス)」と呼ばれています。
胴体上部に円盤型の直径9.14m、厚さ1.83mのロートドームが装備されている点が大きな特徴です。レーダーの探知距離は公表されていませんが、3機で日本周辺全域を探知できるほど強力なレーダーを搭載しているとされています。1機あたり約550億円、計2200億をかけて4機調達しています。
早期警戒機は非常に地味ですが、戦闘機の任務、とりわけ制空任務には必須の装備となっています。警戒監視、情報収集及び指揮管制という任務の性質上の理由から、機密情報が極めて多い機体です。展示飛行をしているのは配備されている浜松基地だけになります。
- 全長
- 49.0m
- 全幅
- 48.0m
- 全高
- 16.0m
- 最高速度
- 約450kt
- 航続距離
- 約9,000km
参照:JASDF
E-767を見るならこの航空祭
- 静岡県浜松基地
- 日本で唯一E-767が配備されている基地なので、例年E-767によるダイナミックな飛行展示が見られます。